子どもが頑張る「仕掛け」とは?

皆さん、こんにちは。

今回は、先日電車の中で目にした、とある親子のやり取りをもとに、「頑張る」ことについて書いてみました。

間違えを指摘してしまうと・・・

先日、大学へ行こうと東京駅へ向かっていたところ、ふと目の前で窓から外を見る小学校低学年くらいの男の子が目にとまりました。
この子は両親に囲まれて楽しそうにしていた彼はおもむろにゲームしよう!と話しかけます。
覚え立ての九九を使ってしりとり形式でやっていくゲームのようです。

さぁ、ルールを確認し、一巡したところで彼の番。
「ごろく・・さんじゅうろく!」

間違えてしまったところで、おかあさんが
「○○ちゃん、覚えてないじゃないの!」

・・・

あとはよくあるパターンで、子どもはつまらなくなり無言に。
おかあさんは、何とか正しい答えを言わせようと話し掛けます。

果たしてそれは子どもにとっても親にとってもメリットがあるのでしょうか。

「とにかく勝ちたいから頑張る!」も大切に

子どもはきっと両親に囲まれてうれしかったからゲームをしたかっただけに違いありません。
しかも覚え立ての九九を披露したかったのです。
しかし、親は正しい答えを求めてしまい残念な雰囲気に。

きっと、「残念でしたー、○○ちゃんの負けー、悔しかったら正しい答え覚えてこい!」とだけ言えば子どもはきっと覚えたに違いありません。だって勝ちたいですから!

子どもは単純にゲームに勝ちたいからガンバル。親は結果的にキチンと覚えてくれればいい。
そんな仕掛けがあったら楽しいですよね!

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