学校に行けずに悩んでいる中学生へ

皆さん、こんにちは。
大田区久が原で自立を育む学びの場 Credo(クレド)です。

夏休みも終わった学校も多く、すでに平常の授業が始まっている学校も多いことでしょう。
そのような中、いろいろな事情で休んでいる中学生もいらっしゃると思います。

今回は、今、学校に通えていない・通っていない中学生へのメッセージです。

なお、「不登校」という呼び方はいろいろな憶測等も入る余地があり、誤解を招きやすい面もあると思います。このブログでは、「様々な理由で学校に通っていない状況・欠席が多い状況」と定義をした上で「不登校」の語句を使わせていただきます。

不登校の是非は問わなくても良いのでは

不登校に関する立場は真っ二つになるでしょう。
ただ、不登校の是非は問わなくて良いのではないでしょうか。
そのことについて具体的に述べ、今不登校にある中学生がやっておいた方が良い点について整理していきます。

それぞれの立場

まず一つ目に挙げられるのは、「不登校は良くない」という立場です。
例えば、「中学校までは義務教育だから、学校には通うべきだ(親は、子どもを通わせるべきだ)」といった形で表現されることが多いと思います。

言っている方には責めるつもりはなくとも、言われた方としてみれば責められているように感じてしまう言い方です。ただ、根本にあるのは「その子のために」という気持ちであることが多いように思われます。

もう一方は、「不登校でも問題ない」という立場です。
例えば、「学校は個性を認めない恐ろしい場所だ。だから、学校なんて行かなくてよい。行かないのも立派な選択だ」などと言われるのではないでしょうか。

いずれの立場にも一理あり、どちらか一方が絶対的な価値だと言い切ることはできないと思います。
学校の先生だけではなく、保護者、医師やカウンセラーなどの専門家・・・、それぞれの意見が二つに割れて結論など出ません。

だからこそ、当事者の皆さんは慌てて結論は出さなくてよいと思うのです。
どうしても行けないこともあるでしょう。それが人間です。

また、ある時、ふと「今日は行ってみようかな」と思う時が来るかもしれません。

大切なことは、いつ「外」で学ぼうと気が向いてもいいように、もしくは別の方法で学ぶ道を選んだとしても対応できるように、「準備」をしておくことだと思います。

勉強は家でもできるが・・・

学校に行かなくとも、勉強は家でもできます。分からないことは、辞書で調べれば良いですし、最低限度の回答はインターネット上にも転がっているでしょう。

また、無料アプリ等も開発されており、色々な形で知識を増やすこともできます。

ただ、家の中でなかなかできないことがあります。それは、他者に質問をしてお互いにコミュニケーションをとりながら学習を進めていくことです。

辞書やインターネット上のサイト、学習アプリを駆使して分からない点を調べようとしても、探し当てて「これだ」と思った答えが合っているかどうか不安になることもあります。

不安を抱えたままだと、そのことがストレスになり学習意欲が無くなる恐れもあります。

よって、分からない点を安心して質問できる人がいることは、大きな強みになります。

その、質問できる人がクレド久が原にはいます。

質問に対して、すぐに答えを与えることもありますが、ヒントを与えて考えさせることで知識の定着を図るなど、一人一人に合った方法で進めていきます。
また、少人数で進めていくので、集団授業が苦手だという人にも安心です。

今不登校であることがプラスだとかマイナスだとか、そのような評価を下す必要はありません。

何とかして学びたい。1日1時間でも、1週間に1、2時間であっても勉強したいという気持ちがあれば、それはとても良いことだと思います。焦らず、地道に「準備」を進めていけば良いのです。

クレド久が原は、全力でそのお手伝いをします!

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